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きっと大丈夫、その肌をあきらめない

僕の体験談my story

僕のニキビの歴史を振り返ります。

孤独な青春

ニキビが多発し始めたのは17歳の頃だった。
17歳の夏に、友達と海で遊んでばかりいて日焼けしたことが肌にダメージを与えてしまった。
今でも後悔している。肌が弱い人で同じような経験をしている人がいるのではないでしょうか。

17歳までニキビが出来たこともなく、肌荒れとは無縁の生活を送っていました。
ですが、日焼けのしすぎが肌質を変え、その時からニキビに苦しみ、孤独な青春が始まりました。

最初の頃は気にもしていなかった。周りの友人だってニキビの出ている人はいたし、
自分だけじゃないと思ってた。
しかし、ニキビは悪くなる一方で、いつの間にかオデコ、頬、顎と顔中にニキビは広がっていった。
周りの友人は好きな子ができたとか騒いでいたが、そんな気持ちには全くなれなかった。

大学生になった頃、上京した。
外見が気になって、引きこもりになり、学校に行っても友達も出来なく、
授業に出るか、図書館で時間を潰すかの毎日だった。



そんな調子で大学生は過ぎて行った。
なんとか就職活動までにはニキビを治したいと思って、色々な病院を
回ったけれど、有効な治療はなかった。

結局のところ、就職活動は悲惨そのもの。
やっぱり、面接官もニキビが気になるみたいで、
面接官の中には「肌荒れを直さないと自己管理ができていないと思われるよ」
と親切で言ってくれたいるのだろうが、
僕にとっては、ただ辛くて恥ずかしくて少しでも早く面接から逃げたかった。

社会人になっては、内勤の事務職だったが、彼女もできないまま、会社と自宅の往復だった。
周りからは「なんか取っ付きにくいよね」「暗いな」「元気がないな」「疲れている?」って
よく言われていた。



社会人になってからも、ニキビ改善の為に役に立つことは何でもやったように思う。
ニキビ治療用の洗顔料は当然ながら、化粧水やら、天然薬用100%の美容液や、
ファッション誌に広告されていた怪しげな美顔器とか、ニキビに役立つものは何でも試した。

従兄弟がイオン導入の数万円もする美顔器をみて、「少しは冷静になれ」と言われた。
まー今から思えば、給料の結構な金額をニキビ治療に費やしました。

いくら費やしたんだろう?自分でも覚えていないくらい。

もちろん、皮膚科にも通いました。
でもある皮膚科でステロイドの外用薬を出され、ステロイドの
薬にそれから苦しむことになりました。

ステロイドを塗れば即効性があるのですが、止めた途端にニキビが勃発して、もう特に何の説明も
しなかった医者を恨みました。

そんな感じで暗い青春時代はとっくに過ぎ去り、10代、20代とずっと恋人もいませんでした。
もちろん片思いだけです。

ニキビが酷く、明るいところでは顔を上げる勇気もない自分に
告白するなんて勇気はなかった。

今から思えば孤独な青春ですよね。

皆さんはニキビで自殺なんて大げさに思うでしょうか?
僕は真剣に考えたことがあります。もう生きていても仕方がないんじゃないかって。

そんなとき、自分の心の支えになったのは、
当時はジャイアンツに在籍していた上原投手でした。

子供の頃から野球が好きだったので、上原投手の頑張りにずっと
励まされてきました。





改善の兆し

皮膚科で処方されるステロイドが怖くなり、ステロイドを少しずつ止め、
病院への通院も諦めました。

どうしてステロイドが怖くなったと言えば、知人からステロイドの副作用について
聞いていたし、ステロイド剤を塗ることで顔に変なシミができるようになった為です。

ステロイドを治療方法として否定するつもりはないですが、
当時通院していた医者への不信感が募ってきたこともあり、少しずつステロイドを
止めていきます。

社会人になると、平日に病院に行くことは難しく、
医者への不信感も募り病院治療は断念しました。

ですが、社会人3年目になってもニキビが特に改善することはありませんでした。
もう年齢は20代半ば。周りは合コンとか騒いでいたけど、僕はそんなところではなかった。

実は、このニキビ多発時代が、なんとか30歳近くまで続きます。
信じられますか?30歳でニキビが多発している男性なんて
僕も周りに見たことはあまりありません。

30歳くらいになったころでしょうか.
頑張るのをやめたんです!
つまり、夜に洗顔ネットで泡立てた洗顔フォームで洗顔だけ行うことにしました。
朝は水ですすぐだけ。
化粧水も美容液も塗らない。顔には一切、なにも塗らない!!
リップクリームだけです。



何をやってもダメでしょうと思って開き直って、
何もしないことにしようと思ってやり始めました。

すると、半年ぐらい立ったころには、あれほど酷かったニキビが落ち着いてきました。
でも、僕は男性だから化粧をするわけでもないので、この方法でできたんだと思います。


今は新しくニキビが出来るのは少なくなりましたが、現在はニキビ跡に苦しんでいます。
やっぱり、何度も出来てつぶれてしまったニキビ跡が今でも目立ってしまいます。

今、振り返って思うのは、自分には青春時代と呼べるような青春はありませんでした。
鏡を見るのが怖い、人に顔を直視されるのが怖い、そんな状態が長く続きました。
今はやっと前を向いて歩けるようになりました。

このサイトを立ち上げようと思ったのは、やっぱり諦めてほしくないからです。
もちろん肌もそうですけど、人生を諦めてほしくない。

そんな気持ちで青春もなく、30代になるまで恋愛もしたことがなかった僕が、
何かの形でも苦しんでいるのは貴方だけじゃないんですよと言いたくて・・・サイトを作ってみました。


ニキビ・ニキビ跡改善委員会

その肌をあきらめない!
きっと前を向いて歩ける
顔をあげて、街に出てみよう

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